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Lily Okamoto

アーティスト紹介

Lily Okamoto

2022年の夏、パリのアパルトマンで、突然プロダクトマネージャーとしてのキャリアを手放した。リニアな成長や効率を追い求め、非人間的で暴力的な資本主義社会に疑問を抱いていた私は、ある日「何もしないこと」を選んだ。その中で残ったのは、全く馴染みのない絵を描くことだった。
振り返れば、私は常に「表現」を求め続けてきた。社会が要求する「何者か」を体現するプレッシャーの中で、自分自身の声を封じ込めることに耐えられず、常に内なる衝動に導かれてきた。18歳で自己表現の自由を求めアメリカの大学に留学し、そこで得た経験は自由とともに、また別の形の抑圧にも気付かせた。
卒業後は日本に帰らず、様々な職を経験した後、2016年に日本のスタートアップで働き始めた。0から1を生み出すことは、かつて追い求めた「表現」を取り戻す行為のように感じた。しかし、会社の成長とともに「創造」が効率や結果を追求するツールへと変貌し、数字では測れない心の響きが次第に軽視されるようになった。
今、私は心の赴くままに選択することを決意している。誰かの期待に縛られることなく、「許可を待たない表現」を貫く。それは、労働と自己を切り離す魂との約束であり、私自身の自由の証だ。

活動内容とフィロソフィー

自社出版
表現の保護と権利を守るため、自らの出版活動を通して、作品とその背後にあるメッセージを発信。

多様なメディアでの表現実践
平面作品の制作にとどまらず、詩やエッセイ、ストーリーテリング、展示や空間キュレーションなど、体験としての芸術の可能性を追求。

鑑賞者との対話を創造するコミュニケーション
マーケティングを専攻して培った知見を活かし、作品の制作だけでなく、その体験を通じた鑑賞者との対話やコミュニケーションの新たな形を模索。

国際交流・文化交流への積極的な参加
国際的なアートフェスへの協力、企画、創造、そして現地でのワークショップやフェアなどを通じ、文化の交差点で新たな価値を生み出す。

生活と芸術の融合
レストラン、カフェ、プロダクトとのコラボレーション、さらには古民家を活用した純粋なアート鑑賞、ホワイトキューブでの展示など、暮らしの中に存在する芸術の設計に挑む。

活動方針

多面的な表現活動を展開する一方で、私が本質的に求めるのは「表現そのもの」。 私の活動は、あくまで「許可を待たない表現」に徹し、内面から溢れる創造の衝動を原動力としています。

最新の活動状況/活動

2025. 6
I never read book art book fair | バーゼル、 スイス

2025. 3
ART BASH "AGITO" | STREAMERS COFFEE TENMA | 大阪

2024.8
アーティスト・イン・レジデンス「アーティストと過ごす夏休み」| うみらぼ | 志摩

2024.7
個展「The Power You Hold – あなたが持つチカラ」| Unimocc Art Cafe Gallery | 大阪

2024.5
うみらぼ×志摩市協定締結式にてアートワークショップ | うみらぼ | 志摩

2024.2
個展「Love in Abstract」|Art Gallery Kitano | 京都

2023.11
個展「東西右左 -豊穣と旅の季節- フランス」| こげら文庫 | 伊賀市

2023.4
二人展「Breathing」| Telescope Kyoto | 京都 “

その他情報

WEBサイト https://lilyokamoto.com
活動エリア / 京都 / 静岡 / 大阪 / 三重 / 滋賀 / 奈良
拠点エリア 伊賀市